「キシラデコール!」の巻
今日は大工のシンカワさんは打ち合わせのみ。
朝、現場で口頭一番に間違いを指摘される。
シ「これ鉄骨用やで!」
G「え !?」
洗面所の勝手口をヤフオクで買ったのだけど、なんと鉄骨用のドアだった。
取り付けが少し面倒になるくらいで返品はしなくて済んだから助かったものの、安いものには理由があるってことを胸に刻みつつ、ふたりで笑う。
あと手直しを指示されたのは、何本かの大引が上に反ってきてるので、いったん束を外して水平にしないとだめとのこと。
それから、大引を踏んでみてギチギチ鳴るところは床鳴りの元になるので、しっかり止めておく。
大引の上面に平行に糸を張ってその両端に同じ厚みの板切れを挟むと、大引の真ん中あたりで、糸が大引にくっついてしまう。
それだけ大引が反っているという証拠。
真ん中にも板切れを挟んで、その上面が糸とスレスレになるように束を調整&ビス止めして修正する。
大引の修正が終わったので、次は根太の設置。
墨に合わせて45mm角の垂木を大引に直交で乗せて、両端は土台の横面に根太受けを設置しておいてギューっとしっかりビスで固定していく。
根太は4m、端から端まで置こうと思うと長さが足りないので、根太と根太の繋ぎ目を大引の上にくるように調節する。
ただ、すべての根太を同じ大引の上で繋ぐと、もしその大引が腐ったりしたときに床が落ちてしまうので、繋ぎ目は他の大引と互い違いに。
根太設置完了!
スタイロをまっすぐに切るのはどうするんだろう?
とりあえずサイズを測って、まっすぐっぽい板を当ててカッターで切ってみた。
けど当然ながら、まっすぐにならない。
ひとつはめてみる。
隙間だらけ。
ネットで調べると、気密テープを貼れば多少の隙間はカバーできるとのこと。
気密テープは後で買えばいいか、と安心して手を進めるGくん。
そこに水道屋さんが仕事終わりで来てくれた。
今から建物内の配管工事をするとのこと。
その間にご飯を食べて気密テープを買いに行くことに。
ワクワク。
ハイ、売り切れてるー。
ホームセンターで棚を見ていて、防虫防腐剤のことを思い出した。
日本で建物を建てる場合、地面から1m以下の木材には防虫防腐剤を塗布することが義務付けられているらしく、シンカワさんに言われて防腐剤に何を塗るか、はたまた塗らないか、迷ったすえにすっかり忘れていた。
人体への影響が少ない柿渋が本当はいいのだけど、それだと2年目以降はほとんど効果がないらしい。
で、結局キシラデコールを購入。
人体への影響はというと、直接舐めたりしない限り大丈夫とのこと(揮発性が低い)。
ほんまかな。
ま、信じよう。
塗らない選択肢も考えたけど、水回りは傷みやすいしやっておこうと思う。
さっさと済まそうと思って始めた住居部の大引の設置だったけど、結構手間取ってしまった。
その間に水道屋さんは終了、次は仕事が休みの日曜に来て作業してくれるそう。
値段も交渉して格安で引き受けてくれたし、ありがたいっす。
キシラデコールを塗る。
湿気の溜まりそうな部屋の隅っこ、風呂、洗面脱衣場、流し台の所を塗って塗料が無くなる。
これだけ塗るのに2時間半もかかった。
もうひと缶買って塗れるだけ塗って良しとしようかな。
片付けて掃除して、今日は終了〜。
HOLLY COLE Trio - LIVE At MONTREAL Jazz Festival 1992
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