「間柱の算段」の巻
今日は台所の壁造り。
朝行くと石膏ボードが届いていた。
この壁は最終的に塗って仕上げるので、合板ではなく石膏ボードを貼る。
大工さんとふたりでする予定だったけど、ボードを貼るところまではGくんひとりでの作業になった。
今回は、下地の取り付けを省いて(手間と予算の都合上)、間柱のみで壁を作ることに。
まず間柱(三五一:平べったい木材)を入れる。
梁から土台までの長さを測って三五一をカット。
梁が曲がっているので一本ずつ長さが違う。
間柱が水平方向にブレないように、最初に当て木を梁にビスで固定してから、間柱の上下をビス留めする。
先に、下を固定してから上をやるとやりやすい。
910mm幅の石膏ボードの繋ぎ目になる部分は、ボードと平行になるよう間柱を立てる。
その間の455mmのところはボードと直交するように立てる。
ボードの繋ぎ目になる間柱は、裏側にももう1本、間柱が必要となる。
土台の幅は決まってるけれど、梁(上)は曲がってるわ太いわの自然素材そのまんまなので、垂直を出しながら取り付けるのが難しい。
端材で土台の幅から間柱2本分の厚みを引いたサイズの当て木を作り、すでに固定した表側の間柱と梁に当てながら、裏側の間柱をビス留めするとやりやすいし、パニックにならずに済む!
というのを今日の終わりのほうで気づいた。
↓写真左の少し空いたところは勝手口が入るところ。
次は写真上部の梁より上の壁にとりかかる。
梁は上下ともに湾曲しているので、一本ずつ測って留めていく。
高いところの作業はやりにくいので、古い板を3枚重ね合わせて足場板を作った。
でもそれがなんかすぐ折れそうな足場板で、体重をかけきれなくてアンバランスになるので、垂直を出すのが難しかった。
足場は本当に大事だ。
明日は朝一で足場板を作ろう。
今日はこれで終了〜。
桂米朝 - 算段の平兵衛
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