「軒付け」の巻

今日は合板の上の印付けから。

洗面台の給排水、流しの給排水、ガスオーブンのガス栓の立ち上げ位置に穴を開けるための印を付ける。

付けられた印を見て配置を思い浮かべるのは楽しい。

次は水回り建物の軒天の取付。

建築用語:軒天とは?(住宅建築専門用語辞典HPより)

大工のシンカワさんには午前中だけお願いしているので、午後から自分でできるよう、やり方を教えてもらう。

まず寸三という角材(35mm×35mmの棒)を下地として取付ける。

ビス穴をドリルで少し開けて、軒に当たるところは欠いておく。


壁側にも同じように下地を入れるけど、こっちは欠かずに軒間の長さに短く切ってビスで留めていく。

下地取付け完了。

簡易足場のせいでやりにくいったらなかった。


次はここに合板を貼っていく。

最初は壁と同じ杉板を貼る予定だったけど、最終的に破風板も軒天も塗ってしまうので、合板でいくことになった。

床で余った合板をカットして、同じサイズのものを何枚か用意。

それを30mmのスリムビスでさっき取付けた下地に留めていく。

軒に当たる所を削ったり、合板のサイズが違ってて切り直したりして手間取ったので、できたのは三面のうち一面だけ。

このあとすぐ日が暮れたので、軒天はここでストップ。

晩御飯を食べて、次は母屋の大引設置。

シンカワさんが付けてくれた墨に添って、土台を欠いていく。

それから大引の両端を土台にはまるように丸ノコでカット。

土台に付けられた天の墨の位置と、大引の天がぴったり合うよう慎重に計って切る。

欠いた所にキシラデコールを塗って、大引がうまくはまったら、糸を張って大引の中心に束を立てて真っ直ぐにする。

束のボンドは手袋必須の「床職人」。


これで寝室になる予定の部屋の大引、取付完了。

水回りで一度やったとはいえ、土台欠きから大引3本設置するまで2時間以上かかった。

でもまあこんなもんかな。焦りは禁物。


明日は軒天の続きを仕上げて、外壁施工の準備、大引残り3本取付け、の予定。

今日はこれで終了〜。





桂米朝「軒づけ」

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